サステナビリティ
SUSTAINABILITY
サステナビリティへの取り組み
大成ロテックは、「自然と社会と人に深くかかわる企業として、人々のためにより良い環境を創造する」という企業理念と、「自由闊達」「価値創造」「伝統進化」の3つの大成スピリットを基盤として、事業活動を通じたサステナビリティ課題の解決に取り組み、誰もが安心して暮らせる持続可能な社会づくりに貢献していきます。
理念体系図
人がいきいきとする環境を創造する グループとして追及し続ける存在目的(目指す姿)
自由闊達 価値創造 伝統進化 「グループ理念」を追及するために、グループ全役職員が大切にする考え方
- 風通しの良い企業風土の形成
- 働きやすい職場の確保
- 基本的人権・多様性の尊重
- 人がいきいきとする環境の創造
- 価値創造への挑戦
- お客様満足の追求
- 安全性・品質の確保と向上
- 伝統の継承と尊重
- 取引業者とのパートナーシップの推進
- 環境の保全と創造への取り組み
- 地域社会とのコミュニケーション
- グローバルな事業活動の取り組み
- 適切な情報開示
- 社会的責任の遂行
- リスクマネジメント基本方針
- 個人情報の保護に関する方針
- マネジメントシステム方針(安全衛生方針・環境方針・品質方針)
- 人権方針
- 調達方針
- パートナーシップ構築宣言
- 税務方針
- 災害時における事業継続に関する方針
- 健康経営宣言
- 次世代育成支援対策推進法に基づく
一般事業主行動計画 - 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画
- カスタマーハラスメントに対する基本方針
- マルチステークホルダー方針
ESGへの取り組み
関連コンテンツ
環境負荷の低減と地球環境の保全に取り組むとともに、温室効果ガスの排出削減や循環型社会の実現を推進しています。「TAISEI Green Target 2050」のもと、脱炭素社会・循環型社会・自然共生社会の実現に貢献してまいります。
環境方針
地球環境、地域環境の保全を推進し、資源の有効な利用によって、循環型社会の実現に取り組み、次世代に託す美しい快適環境を創造する。
環境負荷低減に向けた取り組み
製品事業部の取り組み
沖縄美ら島アスコンのリニューアルオープン
大成ロテックと株式会社七和の共同企業体が建設したアスファルト合材工場「美ら島アスコン」が、2024年7月に沖縄市で開所しました。旧工場を全面リニューアルし、脱炭素をはじめとする環境配慮をコンセプトに、沖縄の自然との調和と低炭素化を推進しています。名称には美ら島を後世へ残す思いを込めました。さらにTAISEI VISION 2030のもと、地域のまちづくりと高品質な製品・サービスの提供を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
脱炭素経営の進捗
大成建設グループは「持続可能な環境配慮型社会の実現」を目標に掲げ、脱炭素・循環型・自然共生の社会づくりと環境課題の解決を目指しています。当社もその一員として、エネルギー使用や廃棄物管理などを通じて環境負荷低減を進め、工場・オフィス・作業所の各拠点で具体的な環境対策を実施しています。
CO₂排出量(t-CO₂)(2024年度)
| 作業所 | オフィス | 工場 | 合計 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| CO₂排出量(スコープ1+2)合計 | 18,753 | 3,665 | 53,134 | 75,553 | |
| スコープ1※1 | 18,586 | 2,326 | 44,251 | 65,164 | |
| スコープ2※2 | 167 | 1,339 | 8,883 | 10,389 | |
| スコープ1 | 軽油 | 17,471 | 0 | 3,864 | 21,336 |
| A重油 | 0 | 0 | 19,562 | 19,562 | |
| 廃油(再生重油) | 0 | 0 | 3,807 | 3,807 | |
| 灯油 | 18 | 149 | 4,451 | 4,617 | |
| ガソリン | 982 | 2,098 | 284 | 3,365 | |
| LPG | 116 | 50 | 4,156 | 4,322 | |
| 都市ガス | 0 | 29 | 8,042 | 8,072 | |
| GTL | 0 | 0 | 84 | 84 | |
※1 燃料の燃焼など、事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
※2 電力の使用に伴う間接排出
「TAISEI Green Target 2050」で定めた2050年カーボンニュートラルの実現に向け、大成建設グループは2030年度目標として、CO₂排出量をスコープ1+スコープ2で42%、スコープ3で25%削減(いずれも2022年度比)することを掲げています。
2024年度のCO₂排出量は、作業所における事業量の増加に伴い、総量では前年度を上回りました。一方、オフィスではリモート会議の活用による自動車移動の削減などにより排出量が低減しました。また、工場においても、グリーン電力導入拠点の拡大や設備更新時の高効率機械の採用に加え、カーボンオフセット燃料や再生重油の活用を推進しています。このように、各拠点においてCO₂排出量の削減に向けた施策を着実に進めています。
今後も、大成建設グループの削減目標の達成に向け、CO₂排出量の適切な管理・把握を徹底するとともに、さらなる削減に努めてまいります。
消費電力に占める再エネ使用量(2024年度)
| 作業所 | オフィス | 工場 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|
| 総電力使用量(kWh) | 365,976 | 3,433,444 | 30,675,442 | 34,474,862 |
| うち、再生可能エネルギー使用量 | 0 | 379,159 | 10,626,524 | 11,005,683 |
| 再エネ比率 | 0% | 11.0% | 34.6% | 31.9% |
資源循環の取り組み
産業廃棄物リサイクル率(2024年度)
| 作業所 | 工場 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 建設廃棄物排出量(t) | 237,019 | 1,118 | 238,137 |
| リサイクル量(t) | 233,925 | 921 | 234,846 |
| リサイクル率 | 98.7% | 82.4% | 98.6% |
| 最終処分量(t) | 3,094 | 197 | 3,291 |
現在、全国に57カ所のアスファルト合材工場およびリサイクル工場を保有しており、このうち53工場では、アスファルトやコンクリートのがれき類(建設副産物)を受け入れ、再生アスファルト混合物や再生路盤材として積極的に再利用しています。
製造合材出荷数量に占める再生合材出荷数量比率
| 2023年度 | 2024年度 |
|---|---|
| 79.1% | 79.5% |
地域社会、従業員、取引先、お客様など多様なステークホルダーとの協働を大切にし、社会の持続的発展を目指した企業活動を推進するとともに、健康で働きやすい職場環境の整備と人権の尊重に取り組んでいます。
従業員とともに
人権の尊重
「大成建設グループ行動指針」「大成ロテック企業行動規範」で基本的人権の尊重を掲げ、社長を委員長とした人権啓発協議会を設置し、差別のない社会の実現とハラスメントのない良好な職場環境づくりを推進しています。また、人権啓発研修会の実施に加え、社内研修のカリキュラムにも人権研修を組み入れ、従業員の意識向上を図っています。
働き方改革の推進
ダイバーシティの推進
女性、外国人、障がい者などの多様な人材活用や、就業時間の選択制など多様な働き方の推進を行っています。2024年4月には「女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画」を新たに策定し、男女ともに働きやすい会社を目指しています。
・仕事と子育ての両立
社員が能力を十分に発揮できるよう、次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画を策定し、出産・育児や介護に関わる制度を整備しています。育児休業5日間の有給化や、男性社員の育児休業取得率100%を目指した取り組みも推進しています。
・障がい者雇用率の達成
障がい者雇用を積極的に推進し、法定雇用率の達成を実現しています。
・外国籍従業員の採用
外国籍社員も活躍しており、今後も継続した採用を通じて多様な人材の活躍を促進していきます。
女性のさらなる活躍を推進
・女性管理職の就任
女性の室長や工場長が就任し、全国で活躍しています。
・新たな行動計画の策定
すべての社員が活躍できる雇用環境の整備を行うため、「一般事業主行動指針(第3期)」を制定しました。本計画では、「女性技術者の割合の増加」や「時間外労働の削減」を目指すという2つの目標を設定しています。
人材育成
新入社員研修に始まり、階層別研修や各種専門研修、資格試験対策研修を体系的に実施し、OJT教育、通信教育制度などと合わせて、従業員の成長をバックアップしています。
■スキルアップ研修・部門別専門研修※下記の研修は一例です
| 若 手 | 中 堅 | 役職者 | スキル・その他 |
|---|---|---|---|
| ○新入社員研修 | ○新任係長格研修 | ○新任課長格研修 | ○1級土木受験対策研修 |
| ○新入社員フォローアップ研修 | ○工事担当者(中級)研修 | ○マネジメント研修 | ○1級舗装受験対策研修 |
| ○工事担当者(初級)研修 | ○工事担当者研修 | ○部長格研修 | ○CAD研修 |
| ○工事担当者(営業観)研修 | ○管理担当者研修 | ○営業所長研修 | ○契約管理セミナー |
| ○製品事業者若手社員総合研修 | ○製品販売担当者研修 | ○工場長・工場マネージャー研修 | ○キャリア採用者研修 |
| ○2年次研修 | ○リスクマネジメント研修 | ○職長・安全衛生責任者研修 | |
| ○3年次研修 | ○外国籍社員フォローアップ研修 | ○製品事業部統括安全衛生責任者研修 | |
| ○5年次研修 | ○品質管理担当者研修 | ○合材工場設備担当者研修 |
・新入社員研修の充実
2024年度の新入社員研修より、施工管理などの職種については、入社後1年間を研修期間としています。各支社で任命された指導責任者のもと、研修を通してさまざまな現場を経験し、幅広い知識の習得を目指しています。また、施工現場のみならず合材工場での研修も実施しており、より実践的かつ総合的なスキルの習得を支援します。
・社長・本部長表彰
2025年9月24日(水)・2026年1月22日(水)に「従業員表彰式」が行われました。
営業や設計・工事・技術・研究などの各分野で優れた成績を残し、社業の発展に寄与した個人や団体、グループを対象とした表彰です。2021年度より、表彰時期を固定しない顕彰制度も制定し、顕著な功績に対してスピード感を持った表彰を実現しています。
協力会社とともに
安全衛生環境協力会連合会
協力会が組織する各支社安全衛生環境協力会の全国組織です。「各地域における社会貢献を図る」を基本理念に事故災害の撲滅、作業員の能力向上、連合会活動の活性化を図っています。
協力会社に対する安全衛生教育
協力会社に対して安全衛生教育を行い、現場の安全管理向上と協力会社のレベルアップを目指しています。また、事業主セミナーを行い、協力会社事業主に対しても最新法令などをレクチャーしています。
大成ロテックマイスター職長制度
施工現場において、労働災害防止と品質のさらなる向上を図ることは喫緊の課題です。そのためには協力会社の優秀な職長を確保することは必要不可欠です。「大成ロテックマイスター職長制度」は、優秀な職長を当社の施工現場に確保するとともに技術・技能を継承するために優良技能者報酬制度を導入しています。
地域社会とともに
従業員一人ひとりが主体的に地域貢献活動に取り組み、地域住民との連携を深めながら、清掃活動や教育・文化支援など多様な取り組みを通じて、地域社会の持続的な発展に貢献しています。
地域貢献活動紹介
-
山の手南小にてグラウンド整備
拠点:北海道支社 実施時期:2024年5月札幌工事事務所は、運動会を控える札幌市立山の手南小学校のグランドを整備しました。協力会社を含め14人が参加し、土埃を抑えるための塩化カルシウムをグランド1面に散布しました。
-
高校生を招待して現場見学会を実施
拠点:北信越支社 実施時期:2024年12月北信越支社では、建設業を志す石川県の高校の生徒を招待して、「東海北陸自動車道 真木トンネル舗装工事」の現場見学会を開催しました。現場に行くと最初の緊張もほぐれ、近くの現場担当者にいろいろ質問をしていました。現場見学後の安全VR体験など、「楽しかった!」との感想が多くありました。
健全で透明性のある企業運営を大切にし、法令遵守と企業倫理の徹底を基本に、公正で誠実な事業活動を推進しています。社会およびステークホルダーから信頼される企業であり続けるため、ガバナンス体制の強化にも継続的に取り組んでいます。
企業統治
経営の効率化・透明性・健全性を高めるため、コーポレートガバナンス体制の充実・強化を図り、企業価値を向上させることを目指しています。取締役会(社外取締役を含む)は、経営上の重要事項の決定と業務執行の監視を行います。監査役は、取締役会などの重要な会議への出席を通じて取締役の職務遂行の適正性・健全性について監査を実施しています。また、執行役員制度を導入し業務遂行の効率化・迅速化を図っていきます。
マネジメントシステム
品質(ISO9001)・環境(ISO14001)・安全(COHSMS)の各マネジメントシステムについて外部認証を取得し、運用しています。毎年の外部審査を通じて継続的な業務改善に取り組み、継続的成長につなげています。特に安全衛生については、COHSMSに基づく体制を構築し、労働災害の未然防止に努めています。
大成ロテックは、法令・社会規範の遵守を徹底し、すべての企業活動において誠実かつ公正な行動を実践しています。コンプライアンス意識の向上のため、全社的な教育・啓発活動を実施しています。
コンプライアンスの日
当社では、毎年2月28日を「コンプライアンスの日」と定めています。コンプライアンス遵守の重要性を再認識し、全役職員のコンプライアンス意識を高める機会としています。
eラーニングの実施
コンプライアンス・ハラスメント防止・個人情報保護等をテーマとしたeラーニング研修を定期的に実施しています。
コンプライアンスの推進
「大成建設グループ行動指針」「大成ロテック行動規範」を基本にコンプライアンスを推進し、社会から信頼される企業となるため、法令などの遵守や公正な取引の確保などを図っています。「法務コンプライアンス部」および「監査部」を中心に、一連の独占禁止法違反事件を受けて策定した再発防止策に関するフォローを重点的に行い、関係各部門と連携することにより、再発防止策の更なる徹底を図っています。
・具体的な取り組み
■全社的にコンプライアンスの徹底を図るため、継続的なコンプライアンス研修を実施しています。特に入札関係者に対しては、独占禁止法違反の防止に向けた教育を強化しています。従来のルール重視の施策に加え、事例分析に基づく実践的な研修を推進し、原理原則への理解を深めることで、コンプライアンス意識のさらなる向上に努めています。
■2018年4月から、全社員に対して「コンプライアンス通信」を発行しています。品質不良・ハラスメント・情報漏えい・贈収賄など毎回テーマを変え、月に1回を目途に配信し、コンプライアンス遵守意識の向上に努めるとともに、日常業務におけるコンプライアンス資料としての活用も図っています。
■営業活動におけるコンプライアンス遵守状況の確認のため、社内規定「独占禁止法遵守のための行動指針」「入札業務の適正確認手続きに関する細則」に則り、毎年入札業務の監査を行っています。
会社の社会的信用の毀損や人的・物的・経済的損失をもたらす可能性のある事象をリスクと定義し、各本部で抽出したリスクの中から影響度や発生可能性の高いものを「全社重要リスク」として管理・周知を図り、適宜必要に応じて見直しを実施しています。各部門は日常的にモニタリングとリスクコントロール実施の有無をチェックし、監査部が実施状況を監査します。継続的なリスクマネジメントにより、予防・損失最小化・再発防止と改善を図ります。
BCP(事業継続計画)
大規模災害・事故発生時にも事業活動を継続できるようBCPを策定。国・地方自治体・企業等の事業継続に貢献できるよう体制を整備しています。
安否確認システム
大規模災害発生時に社員の安否を迅速に確認するためのシステムを導入・運用。定期的な訓練を実施しています。
情報化社会の進展により利便性が高まる一方、サイバー攻撃やネット上のトラブルなどのリスクも増加しています。情報資産を守るため、「情報セキュリティ管理規程」を制定し、eラーニング研修の実施など各種対策を推進しています。また、SNS利用に伴うトラブル防止のため、「ソーシャルメディア利用ガイドライン」を策定しています。
各種方針
大成ロテックが定める各種方針・宣言の一覧です。各方針のPDFをご確認いただけます。
| ESG | 方針名 |
|---|---|
| G | リスクマネジメント基本方針 |
| S | 個人情報の保護に関する方針 |
|
E
S
G
|
マネジメントシステム方針 (安全衛生方針・環境方針・品質方針) |
| S | 人権方針 |
| S | 調達方針 |
| S | パートナーシップ構築宣言 |
| G | 税務方針 |
| G | 災害時における事業継続に関する方針 |
| S | 健康経営宣言 |
| S | 次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画 |
| S | 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画 |
| S | カスタマーハラスメントに対する基本方針 |
| S | マルチステークホルダー方針 |
| E | 大成建設グループ環境方針 |
社外評価